猫とハーブのノミ取り首輪

私の家ではよく猫を外で散歩させることもあり、飼い猫のノミ駆除は毎年かかさずしています。

以前、飼っている猫にハーブのノミ取り首輪をしたところ、しばらくして鳴き声が出なくなったことがありました。
先日、定期的に通院している動物病院で先生から家族が聞いたところでは、ハーブのノミ取り首輪は猫にとって有毒なのだそうです。
原因は、その際には詳しくは聞かなかったようですが、おそらくアレルギー反応ではないかと思われます。
ノミ駆除として、代わりに以前から私の家でも使用しているフロントラインを勧められました。

アロマオイルなども猫の肝臓にとって有毒だと言われています。お香などもあまりよくないという情報もあります。
人間にとって無害だからと、こうしたものを気軽に使わないことが大事だと思います。

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カラスのポコちゃん(カラスのヒナの保護)

今年の5月〜6月の一ヶ月弱の期間、カラスのヒナを保護していました。

私の保護していたカラスは、ハシボソガラスで、ガーガーという鳴き声です。

これが、カラスのポコちゃんです。

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これは保護して2週間くらいたった頃の写真で、大分元気になった頃です。

ポコちゃんを拾ったのは、神社の近くの市民菜園の隅でした。

ある小雨のふる日に、家族に呼ばれて、自宅の近くの市民菜園に行きました。

そこに、雑草に埋もれるようにして、カラスのヒナが動けなくなってじっとしていました。

しばらく見守っていても、どうにも飛び上がりそうにありません。

頭の上の方では、親鳥と思われる2羽のカラスが、ガーガー泣きわめきながら、電信柱のあたりを舞っています。

しばらく家族と相談して、私はカラスのヒナを保護することにしました。

警戒する親鳥に見えないように、傘で覆いながら、そっとカラスのヒナを手に抱いて、家に持って行きました。

ちょうど自宅に鳥かごがあったので、そこに入れてあげました。

鳥かごの底には、新聞紙を敷き、水を用意しました。

けれど、しばらくして分かったのですが、まだ自分では水も飲むことができなかったのです。

それで、スポイトを薬局で買ってきて、水を飲ませました。

また近くの動物病院に行き、事情を話して、適切な餌やりを教えてもらいました。

雑食で何でも食べるが、ドッグフードをふやかしてやるといいとのことで、ドッグフードを買ってきて、お湯でふやかして、指でつまんで与えました。

「アウアウアウアウ」と文字通りを声にして、赤い口を全開にしながら、餌をどんどん飲み込んでいきました。

その食べる仕草の一生懸命さに、ふっと親になったような気持ちになってしまいました。

ほんとうに、哺乳類のヒナとは、母性本能をかきたてるところがありますね。私は男ですが。

さて、それから一ヶ月弱の期間、一日に何度も餌やりをし、本当の親のように世話に追われました。

餌をやっては、鳥かごから出して、手に止まらせて、その手をゆっくり上下させて、羽ばたきの練習をさせました。

 

3週間ほどたったときのことです。

そろそろ固形の餌をやってもいいの頃ではないかと考え、何度かふやかしていないドッグフードを食べさせました。

すると、ある日鳥かごを見に行くと、下に敷いていた新聞紙に沢山の血が落ちていました。

びっくりして、ポコちゃん(カラスのヒナ)を見ると、どうやら、お尻から出血しているらしいのです。

あ!しまった!と思いました。

固いものばかり食べさせたことが原因で、出血してしまったのだと思いました。

それから慌てて、次からは元通りお湯でふやかしたドッグフードをやりました。

やっぱり「アウアウアウアウ」とすごい勢いで食べました。

 

ポコちゃんを保護してから、4週間が近くなりました。

部屋の中でも、大分飛べるようになってきました。

それだけでなく、ある日、外に出せ、出せ、と言わんがばかりに、鳥かごに跳びかかっては離れる、という動作を繰り返すようになりました。

私は、直感的に、これは、野生の世界に戻ろうとしているのだ、と思いました。

ポコちゃんは、保護していた期間、他の猫のようにはなつくことがありませんでした。

手懐けることのできない「野生」の本能のようなものを、世話をしながら、いつも感じていました。

そこで、私は、また小雨の降る日でしたが、ポコちゃんの鳥かごを持って、以前保護した市民菜園の隅まで運んでいきました。

ポコちゃんの鳴き声を聞きつけて、近くの神社から、親鳥2羽も上空に飛んできました。

親鳥がポコちゃんのことをしっかり認識していることを確認して、私は鳥かごを少しずつ開けていきました。

その瞬間、ポコちゃんは、畑の向こう側に向けて、思い切り飛び立って行きました。

親鳥も、少し高い上空を、同じ方向に飛んでいきました。

ポコちゃんは、畑の端の方の、家の庭に落ちました。

私は急いでそちらの方向に駆けていきました。

近くに寄ってみると、ポコちゃんは無事で、しばらく地面を歩いたあと、庭と畑の間の作の上に飛び乗りました。

私が手を差し伸べると、ちょこんと指の上にとまりました。

それから、私が体を半回転させて、畑の方向に向くと、ポコちゃんは再び、今度は畑を横切って田んぼの方向に飛んでいきました。

ポコちゃんは、田んぼも横切って、田んぼの端の樹の中に落ちていきました。

田んぼとその向こうの土地は、他人の土地だったため、その日はそれ以上ポコちゃんに近づくことはできませんでした。

 

翌朝、早い時刻に、ポコちゃんの様子を見に、田んぼの向こうまで行ってみました。

まだ早朝だったため、誰も見ている人はいませんでした。

昨日ポコちゃんが落下した樹の側の石積みの上に、ポコちゃんはいました。

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近くに寄ると、私を認識して、ガーガーと餌をねだる仕草をしました。

私は餌を持ってきて、ポコちゃんにあげました。

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この日は晴れていたので、だんだんと太陽が上っていく中で、日光に羽をバタバタさせて昨日の雨を乾かしていました。

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遠くから、ポコちゃんの親鳥2羽も、ポコちゃんをじっと見守っていました。

その午後、ポコちゃんの様子を見に行くと、ポコちゃんはすでに石積みの上にはいませんでした。

 

それから数日して、神社の樹の上から、ポコちゃんの声が聞こえてくることに気が付きました。

ポコちゃんは、無事親鳥と合流して、親鳥のもとで再び生活を始めていたのです。

私が、ポコちゃん、ポコちゃん、と呼ぶと、ガーガーと答えてくれます。

私は嬉しくなって、何度もポコちゃんの名前を呼びました。

 

それからさらに数ヶ月がたって、ポコちゃんは立派なカラスに成長しました。

鳴き声も、ヒナの弱々しい鳴き声から、親鳥と区別のつかないしっかりした鳴き声になりました。

それでもまだ、最近見かけるポコちゃんは、親鳥と3羽連れ立っています。

それで、私が市民菜園に通りかかると、頭の上で、ガーガーがーと鳴いて私の声に答えてくれます。

これが、私の今年体験した、カラス(ハシボソガラス)のヒナの保護と野生への復帰の記録です。

 

ヒナは保護してはいけないという情報も多くあるようですが、ポコちゃんのような幸運な例もあるのです。

ヒナが落ちているのは、大抵巣の近くですので、親鳥を見つけることも難しくないでしょうし、親鳥は不思議なほどに、自分のヒナをいつまでも認識できるもののようです。

ですから、カラスのヒナは、野生に帰すタイミングさえ合えば、立派なカラスとして成長する可能性が十分にあると思います。

なお、私の場合はハシボソガラスでしたが、ハシブトガラス(鳴き声がカーカー)の場合は、非常に凶暴なため、保護にも十分な注意が必要であること(例えば、親鳥に目をつつかれないようにとか)を記しておきます。

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